「大丈夫ですよ」その言葉に、ほっとできなかった
1歳半健診。
なんとなく気になっていた発語や指差し。
でも「そのうち話すかな」と、どこかで自分に言い聞かせていた部分もありました。
健診で保健師さんから、
「発語が少なめですね」
とやんわり伝えられた瞬間、胸がぎゅっと苦しくなって——
「うちの子、何か問題があるのかな」
「私の育て方がいけなかったのかな」
そんな風に、ぐるぐると考えてしまいました。
🌱情報を調べすぎて、余計に不安になる日々
家に帰ってから、スマホで検索魔に。
「1歳半 発語 少ない」「1歳半健診 引っかかった」……
たくさんの情報に触れるほど、ますます不安が大きくなっていきました。
同じ月齢の子がしっかり話している姿をSNSで見るたび、心がざわついて。
比べたくないのに、比べてしまう。
そんな自分にも疲れてしまいました。
✏️ノートに書き出して、気持ちを整理
ある日、ふと育児ノートの空いたページに、
「今、私が不安なこと」「心配に思っていること」を素直に書き出してみました。
・なぜ発語が遅いのか
・どんなサポートが必要なのか
・私が今、できることって?
書いているうちに、少しずつ気持ちが落ち着いてきて、
「まだ診断されたわけじゃない。今できることを一つずつやっていこう」と思えるように。
発語を促すために、音の出る絵本や指さし遊びができる知育玩具も活用しました。
楽しく遊びながら「ことば」や「まねっこ」が自然と身につくアイテムが多くて助かりました。
🤝相談することで、心が軽くなる
思い切って、地域の子育て支援センターや健診時の保健師さんに相談してみると、
「発達には個人差があるから、焦らなくて大丈夫ですよ」
「必要であれば専門機関もあるので、いつでもつながれます」と。
“誰かに話す” というだけでも、ぐっと気持ちが軽くなるものなんですね。
🌼ゆっくりでも、確実に成長してる
それから半年、少しずつ言葉も出てきて、私の目を見て笑いかけてくれるように。
“あのとき不安だったのは、愛情の証だったんだな”
と、ようやく思えるようになりました。
今も、順風満帆ではないし、不安になる日もあるけれど
「この子のペースで成長してる」
そう信じられるようになった自分にも、少しだけ拍手を送りたいです。

💡まとめ|不安をひとりで抱え込まないで
1歳半健診で何かを指摘されると、どうしても心がざわつくもの。
でも、それは「ダメなこと」でも「終わり」でもありません。
誰かに話す、書き出す、小さな変化に目を向ける——
できることから始めていけば大丈夫。
この体験談が、同じように悩むママ・パパの気持ちに、少しでも寄り添えたら嬉しいです。
コメント